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第34回日本乳癌学会学術総会(The 34th Annual Meeting of the Japanese Breast Cancer Society)

会長挨拶

第34回日本乳癌学会学術総会
会長 佐治 重衡
(公立大学法人福島県立医科大学
腫瘍内科学講座)

このたび、「第34回日本乳癌学会学術総会」を2026年6月25日(木)から6月27日(土)まで、京都市の国立京都国際会館にて開催させていただくこととなりました。本総会の会長を務めさせていただくことを大変光栄に存じます。

乳癌診療・研究の進展は日進月歩であり、診断・治療の最前線では革新的な技術や知見が次々と生まれています。例えばこのご挨拶を書いている2025年春は腋窩リンパ節領域への外科的対応が大きく変化しようとしています。

本総会では、「Think globally, Act locally」をテーマに掲げ、グローバルな視点で乳癌医療の最新動向を捉えつつ、地域社会での実践的な取り組みを深め、今そこにいる患者さんの治療についてみなさんで考える機会を提供したいと考えております。

2026年は東日本大震災から15年の節目となります。福島県を拠点とする我々としては、福島県内や東北地方での開催を検討しましたが、仙台国際センターの改修や5,000名をこえる参加者を受け入れられる会場の配置の困難さなどから、身近な地域での開催は難しいと判断いたしました。申し訳ありません。

一方、福島と京都は歴史的にも深いつながりを持っています。幕末の動乱期、会津藩は京都守護職としてこの地を守り、誠実と忠義を尽くしました。その精神は今もなお会津の方々の心に息づいています。京都は日本の伝統と革新が共存する都市であり、本学術総会においても新たな知見を共有し、交流を深める絶好の場となることでしょう。国内外の専門家による最新の研究成果や臨床報告、ディスカッションを通じて、乳癌医療のさらなる発展につなげてまいります。

会員の皆様にとって有意義な学びと交流の場となるよう、プログラムの充実に努めてまいります。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。